家遊びで発見//
雨、すごいスゴい。。
ピッチッピッチ、チャップッチャップ、らんらんらん~
なんて言っていられないぐらいの豪雨だった地域もあるのでは。。
今の子供は、屋内で遊ぶ子がすごく増えていると聞く。
近隣に空き地や公園がなかったり
誘拐やいろいろな事件、変な人も多いので、安心できる遊び場も簡単には探せない。
昔、子供が小学校2年生、アメリカの学校でのこと。
授業の間に15分ほどの休み時間があるのだが、
うちの子供は、友達と時々教室の中のことに夢中になり
例えば、本を読んでいたり、絵を描いていたり、
虫を観察していたり。。
休み時間に校庭に出て行かない数名のグループにいたことも多かったらしく、
その度に、先生に怒られていた。
男性の本当に素晴らしい先生で、
『ほら、そこのボーイズ、外であそべ~』と追いやられていた。
この先生には何度も何度もいろいろなことで
叱られ続けていた。 でも、本当に深く愛されていた。
外で遊ぶことは、やはり子供にとって、とても大切なことだと思う。
外の風を感じ、土をいじり、草を触り、虫を掴む。
転ぶ、走る、汗をかく、汚れる。。
必要だ。
うちの子は、ある年齢に達して、虫が嫌いになってしまった。
もちろん、掴めないわけではないと思うが、あえて触ったりしない。
子供の頃は、私が『ぎゃ~~~』と飛び上がるほど、グロテスクな虫も掴んでいたのに。
大人になると、できなくなること、やらなくなることがある。
子供だから楽しめることが、外にはたくさんある。
だから、その時にたくさん外を教えてあげることが大切だと思う。
さて、昨日、今日のような雨の日はというと、屋内で遊べることを楽しむチャンス。
我が家は、誕生日や特別な日以外に、おもちゃを買い与えることはあまりしなかったが、
彼と一緒にいろいろなものを作っていた。
アメリカの学校は、頻繁に、空き箱や木の枝やガラクタでいろいろなものを作ることをする。 なので家に何かジャンクがあれば是非持ってきてください、と。教室には壊れた家電のパーツや電話、危なくないもので様々なガラクタが転がっていた。
小麦粉で粘土を作り、色を塗ってオブジェを作ったり、牛乳パックでロボットを作ったり。。ペットボトルや空き缶で楽器を作ったり、ボタンやトイレットペーパーの芯で花瓶を作ったり。。ちょっとした工作教室。お菓子を作ってもいいし、お料理を作ってもいい。
身体と頭を忙しく動かして、“造る” ということに夢中になると、子供の中に何かがまた新しく生まれるような気がするのだ。
子供は子供なりに、いろいろなアイディアを出して、大人には思いもつかないことを発見したりする。とてもいい頭のエクササイズ。
そして、それがきっかけかどうか?はわからないが、彼は、その後、自分の中のクリエイティブな芽を育てていくことになった。
外で走り回って遊べない日は、子供の中に潜んでいる素敵な才能が見つかるかもしれない。
RIKA