Borsalino パナマハット//

日本は、欧米に比べて、スタイリングに帽子(Hat も Cap)を取り入れている人が少ないような気がする。

ほとんどの女性が「髪がつぶれるから」「似合わないから」「洋服とどう合わせていいかわからない」とおっしゃるのをよく耳にする。

以前、ニューオリンズを旅行した際に、『Brennan’s(ブレナンズ)で朝食を』というフレーズそのままに、有名なフレンチレストラン『Brennan’s』へ朝食をいただきに伺った。

#Brennan’s エッグベネディクトはきっと世界一♡   Brennan’s (417 Royal St. New Orleans, LA 70130)

#Brennan’s エッグベネディクトはきっと世界一♡  

Brennan’s (417 Royal St. New Orleans, LA 70130)

今でも鮮明に憶えているのだが、席に通された時に、窓際でシルクドレスに身を包んだ女性が、つばの大きな帽子をかぶったまま、食事をしていた。

まるで映画のワンシーンのようで、帽子は、やはりこの女性が作り出している画に必要不可欠な重要なProp(プロップ)なのだ。。と思った。

 

欧米では、男性は室内で帽子を脱ぐ事がマナーだとされているが、女性は、ディナーと、イブニングドレス着用の時以外は、服装の一部と考えられ、脱がなくてもマナー違反にはならない、という。

やはり、文化、風習の違いなのだろうが、欧米では、帽子は、『追加する、ファッション小物』という概念よりも、もう少し市民権を得ている。

 

さて、帽子が大好きな私も、実は、昔、ニューヨークの『Henri Bendel(ヘンリ・ベンデル)』というデパートの帽子売り場で出逢ったひとつの帽子から。

ただ売り場をフラフラ見ていただけの私は、強烈な帽子エキスパートの女性(綺麗なシニアレディだったが)にいきなり頭に帽子を乗せられた。

彼女は、何十のも帽子の中から、何の迷いもなく、一つ黒のフェルト素材の変形ベレー帽をとり私の頭の上で、きゅっきゅっと形を整え『あなたは、これ!』と宣言した。

いや。。帽子は、私かぶらないんだけど。。、いや買う予定も無いし。。と鏡を見たら、『あら。うそ!似合ってる。いいじゃない~』

おそらく、彼女は、その時の私の服装、身体のサイズ、顔の大きさ、雰囲気などを瞬時に分析して選んだのだと思うが、そのプロの目にあまりに感動し、買ってしまった。

 

さて、最近は、季節的にもパナマ帽が多く見られるが、ひとつ、とても役立つ情報を。

1857年から受け継がれる工程と選りすぐりの素材、熟達したクラフトマンシップにより極上のハットが仕上がる。ひとつ作るのに7週間を費やすとも。

1857年から受け継がれる工程と選りすぐりの素材、熟達したクラフトマンシップにより極上のハットが仕上がる。ひとつ作るのに7週間を費やすとも。

帽子全般で言えることだが、帽子を選ぶ時は、とにかくサイズ選びがとても重要!

 

先ほどの髪が潰れる、額に線が付く、という場合は、サイズが合っていないのかもしれない。

夏の帽子は、特にムレの心配もあり、また、パナマ帽は、時間が経つと日本の湿気などの影響で、少しサイズが小さくなるので、ハーフサイズ、ワンサイズ大きめのものを選ぶといいそうだ。

そして、私は、内側に『Hat Care Tape』という汗取りテープを貼ってもらうので、やはりワンサイズ大きめを買うようにしている。

#Hat Care Tape  ¥1,080(税込)

#Hat Care Tape  ¥1,080(税込)

この汗取りテープは、どこの帽子専門店でも購入できるらしいが、Borsalino(ボルサリーノ)のものが通常の約2倍の長さで、絶対おすすめ!

男性の場合、おでこ部分だけの汗取りとして短めでもいいのだが、女性は、ファンデーションなどが付く事も考慮すると、こめかみの辺りまで合った方が、汚れが付かず長く大切にできる。

汗や汚れの付いたテープは、剥がして洗濯機で洗うことができて、再度、付属の専用テープシートで取り付けられる。この専用テープシートは10回分入っているので、ワンシーズンなら充分!

『ボルサリーノ』松永さんに貼っていただきました。ATSUKI ONISHIブランドのファッションをこよなく愛していたという彼女は、大人メルヘンのファッションで中折れハットを際立たせ、いつも、とても美しい方です。

『ボルサリーノ』松永さんに貼っていただきました。ATSUKI ONISHIブランドのファッションをこよなく愛していたという彼女は、大人メルヘンのファッションで中折れハットを際立たせ、いつも、とても美しい方です。

テープを貼った分、サイズが小さくなるので、最終的に調整をしてくれています。

テープを貼った分、サイズが小さくなるので、最終的に調整をしてくれています。

サイズのあるものは、洋服もそうだが、帽子も、できるだけ通販などではなく、実際に売り場でかぶり、いろいろな角度から見て、サイズ感を感じて、本当に似合うものを選んで欲しい。

そうすれば、帽子は、アクセサリー、小物ではなく、主役としてスタイリングの中にとけ込んでくれる。

数日前に入荷したピンクリボンのパナマ。その美しさはため息もの。。。 女性用なので右サイドにリボン。男性用は左サイドです。

数日前に入荷したピンクリボンのパナマ。その美しさはため息もの。。。

女性用なので右サイドにリボン。男性用は左サイドです。

そして、8月中旬頃には、早くも夏のパナマ帽から、少しづつ秋のフェルト帽へシフト。。

まだ暑くて考えられない反面、やっぱり、すごく楽しみ♡

 

RIKA